夜間に人々の安全を守る警備員。その仕事内容には大きく分けて2つの種類があります。「交通誘導警備」と「施設警備」です。ここでは、警備員として夜勤で働くメリットについて紹介していきます。
夜間警備の仕事内容について
まずは夜間警備の仕事内容について紹介していきます。大きく分けて「交通誘導警備」と「施設警備」があります。それぞれ以下に見ていきましょう。
交通誘導警備
夜間警備の仕事において最も多いのが、工事現場などでの交通誘導です。車や人の流れをスムーズに誘導していくことによって、事故を未然に防ぎます。警察官のおこなう交通整理とは異なり、法的な強制力はありません。あくまで通行する人に対して、指示を出して従ってもらう役割になります。
施設警備
施設警備とは、商業施設などの事故や火災、犯罪を未然に防ぐ仕事です。一般的に施設周辺を巡回したり、不審者や不審物のチェックをしたりします。また、ドアや窓の施錠確認もおこないます。このほか、倉庫や工場などを担当することもあり、このような場合には監視業務を担うケースもあります。巡回業務をしていない時間は、基本的に指定場所で待機することになります。施設警備員は、万が一の事態に備えて配置されるので、特に何も起きなければ仕事はあまり忙しくならないという特徴があります。
夜間警備におけるメリットとは
警備員として夜勤で働くことの大きなメリットは収入面でしょう。夜の10時から翌朝5時までに働くと深夜手当がつくので、日中働くよりも賃金を多くもらえます。また、交通誘導警備の場合、工事が予定の時間より早く終わっても、日給は基本的に全額受け取ることができます。つまり、収入が安定しているのです。また、これは夜勤に限ったことではありませんが、未経験であっても研修を受ければすぐに働くことができるため、年齢に関係なく始めやすい仕事です。
警備員の夜勤の仕事で気をつける点とは
警備員の夜勤の仕事で気をつける点は冬の防寒対策です。主に交通誘導警備の場合になりますが、冬の夜間は想像以上に冷えますので、防寒対策は万全にしておかなくてはなりません。また、工事現場での仕事は天候の影響を大きく受けてしまうことは把握しておきましょう。雨が降ってきて工事が中止になってしまうことも少なくありません。
いかかでしたでしょうか?夜間に警備員として働くことで高収入が期待できます。交通誘導警備や施設警備など、現場によって仕事内容は異なるので、気になった場合には詳しく確認してみることをおすすめします。