転職活動の際やアルバイトに応募する際に重要となってくるのが志望動機です。それは警備業界においても同様であり、いくら学歴があっても、志望動機の内容が悪ければ不合格になってしまうこともあります。そこで、ここでは、警備員になるための志望動機の書き方をご紹介していきます。
志望動機のポイントってなに?
警備業は重労働であるため、離職率の高い業界だといわれています。そのため、比較的入社しやすい傾向がありますが、それでも志望動機は非常に重要です。まず大前提として、応募企業のことをよく研究しておきましょう。これは最低限の礼儀として必要です。そのうえで志望動機のポイントをお伝えします。大事なことは、安全への意識の高さを書くこと。これまでの人生経験を踏まえて、安全というものの重要性を理解できていることをアピールしましょう。また、「体力に自信があるのでそれを仕事に生かしたい」というのも、警備業界を志望するのに充分な動機といえます。特に施設警備をする際には、夜勤になることも少なくないため、体力があることはアピールポイントになります。
志望動機の文例について
志望動機で押さえるポイントが分かったところで、志望動機の文例を2つご紹介します。
文例1:安全への意識をアピールできる志望動機
「私が貴社を志望したのは、警備という仕事を通して、社会貢献ができると考えたからです。依頼主や一般市民の安全、財産、生命を守るということは非常に意義があり、やりがいのある仕事だと思っております。」
文例1のポイントは、安全をテーマに、それを守ることがやりがいだと考えている点です。警備員にとっては非常に重要なことなので、この点は存分にアピールしましょう。
文例2:体力をアピールできる志望動機
「私が貴社を志望した理由は、体力に自信があるからです。学生時代は○○部に所属しており、引退するまで毎日厳しい練習を休むことなく続けておりました。おかげで体調を崩すことのない強い体になりました。」
体力があることを生かしたいというのであれば、体育会系の部活動や病歴がないことを踏まえて書くのがよいでしょう。
志望動機において注意するべき点とは
過去に警備員の経験があり、複数の現場で勤務していた方もいることでしょう。経験者であるわけですから、その頃の経験を志望動機に織り交ぜれば、高評価を得ることができます。しかし、1つだけ注意が必要です。「過去の現場の内部情報」について書くのは絶対にNGです。警備員はその業務上、様々な内部情報を目にすることになるのですが、それらに関して口外しないというのが絶対条件になります。また、自主性をアピールしすぎるのも避けましょう。というのも、警備員はその業務範囲が決められており、現場の勝手な判断で業務範囲を逸脱してはならないからです。なので、自主性をアピールするよりは、「報告・連絡・相談を欠かさない」という几帳面さをアピールするほうが有利となります。
いかがでしょうか。ここまで、警備員の仕事における志望動機の書き方について見てきました。以上のようなアピールポイントや注意点を踏まえて志望動機を作成すれば、希望する企業に入社できる可能性は高いはずです。ぜひ参考にしてみてください。