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警備員指導教育責任者ってなに?なるにはどうしたらよい?

ショッピングモールやイベント会場など、安全や安心な環境が求められる場所では、人々を身の危険から守る警備の仕事が必須です。ですが、広大な場所を警備するうえでは、ほかの警備員を指導し、現場を統率する責任者が必要になるでしょう。そんな警備の責任者に求められるのが「警備員指導教育責任者」という資格です。ここでは、警備員指導教育責任者の基本的なことをはじめ、受験資格についても解説します。これから警備員指導教育責任者を目指す方や警備の資格について詳しく知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

警備員指導教育責任者とは

警備員指導教育責任者とは、警備業務に関連する専門知識や技能を保有しており、警備業務を適正に行うための指導や教育を行うという重要な役割を持っている資格です。警備員指導教育責任者には「警備員指導教育責任者資格者証」が公安委員会より交付されます。平成17年に施工された改正警備業法では、営業所ごとに、取り扱う警備業務区分ごと、及びそれぞれの区分の警備員指導教育責任者を置くことが義務付けられています。責任者として、警備員の指導や教育、現場の監督業務にあたるのが、警備員指導教育責任者の役目です。警備をする場所によっては、専門的な知識が求められるケースも多いです。道路や駐車場での警備では、車の出し入れなどのタイミングを間違えてしまうと、大きな事故につながりかねません。だからこそ、専門的な知識を有して、他の警備員を監督できる人が必要なのです。

警備員指導教育責任者になるメリット

警備員指導教育責任者になると、ほかの警備員を監督する立場になります。そのため資格を持っておくことで給与に資格手当が支給されることが期待できます。また、管理者としては仕事に関する知識はもちろんのこと、責任感も求められるため働くうえでやりがいも感じやすくなるでしょう。また、体を動かすことも少なくなるので、年齢が高くなっても続けやすくなります。警備員指導教育責任者は、警備員としてキャリアアップを志すうえでは一つのゴールであり、非常に役立つ資格でもあります。警備の知識や技術を証明する方法としても重宝するので、転職に備えて警備員指導教育責任者の資格を取得しておきたい方にもおすすめです!

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1号警備員:施設警備員について
2号警備員:交通誘導・雑踏警備員について
3号警備員:輸送警備員について
4号警備員:身辺警備員について

警備員指導教育責任者になるには

警備員指導教育責任者になるためには、都道府県の公安委員会が実施している、警備員指導教育責任者講習を受講し、その講習の最後に行われる修了考査に合格する必要があります。改正警備業法により、警備員指導教育責任者資格取得講習は、新規取得と追加取得の2つに分けられます。ただし、新規取得と追加取得のどちらも、講習や終了考査を受けるのに受験資格が存在します。

    1.受講する警備区分の業務について、最近5年間に通算3年以上従事している方
    2.受講する警備区分の警備業務検定 1 級の合格証明書の交付を受けた方
    3.受講する警備区分の警備業務検定 2 級の合格証明書の交付を受けてから1年以上継続してその区分の業務に従事している方
    4.受講する警備区分の旧検定1級に合格している方
    5.受講する警備区分の旧検定2級に合格した後、1年以上継続してその区分の業務に従事している方
    ※一般社団法人東京都警備業協会より引用

上記いずれかの資格を満たしている場合は、新規取得もしくは追加取得の講習や終了考査を受けることが可能です。具体的な講習時間や受講料については、以下の項で説明します。

警備員指導教育責任者の新規取得講習とは

新規取得者講習は、新たに警備員指導責任者の資格を取得する人に向けた講習です。1号警備(施設警備)、2号警備(交通警備・雑踏警備)、3号警備(運搬警備)、4号警備(身辺警備)の業務別に異なる講習を受講する必要があります。なお、いずれの区分も講習の最終日に修了考査があり、それに合格する必要があります。

業務区分 講習時間 受講料 修了考査の合格基準
1号警備(施設) 47時限(7日間) 47,000円 40問出題の80%以上正解
2号警備(交通誘導) 38時限(6日間) 38,000円
3号警備(貴重品運搬) 38時限(6日間) 38,000円
4号警備(身辺) 34時限(5日間) 34,000円

警備員指導教育責任者の追加取得講習とは

追加取得講習とは、既に新規取得講習を終えて警備員指導教育責任者講習修了証明書を取得している方が、 別の区分の資格を取得するための講習です。例えば、1号警備の責任者講習修了証明書を保有している方が、さらに2号警備の講習修了証明書を取得したい場合などが該当します。こちらも新規取得と同様、講習の最終日に修了考査があり、それに合格する必要があります。なお、具体的な試験の日程や申込み方法については、警備員指導教育責任者講習を開催する「一般社団法人 東京都警備業協会」の公式ページを確認しましょう。講習の申込みが遅れると、希望の日時に参加ができなくなるため、早めに予約をしておくことをおすすめします。

業務区分 講習時間 受講料 修了考査の合格基準
1号警備(施設) 23時限(4日間) 23,000円 14問出題の80%以上正解
2号警備(交通誘導) 14時限(3日間) 14,000円
3号警備(貴重品運搬) 14時限(3日間) 14,000円
4号警備(身辺) 10時限(2日間) 10,000円

警備員指導教育責任者試験の難易度

警備員指導教育責任者の難易度は、どの程度に設定されているのでしょうか。筆記試験は、80%以上が合格率に設定されています。制限時間は100分で40問が出題されるテストです。最終日の修了考査を通過しなければ、警備員指導教育責任者にはなれません。そのため、真剣に講習を受ける必要があります。


以上、警備員指導教育責任者について見てきました。警備員としてステップアップしていくためにもご興味のある方は目指してみてもよいでしょう。